失くした物は見つかる? 

2026-03-07 15:29:00 guanliyuan 0

皆さま、こんにちは。

最近はすっかり春めいてきましたが、花粉がかなり飛んでいますね。皆さまは体調など崩されていませんか?

私は鼻がムズムズする毎日に少し苦戦していますが、そんな時こそ、お家でゆっくりと知恵を深める時間を大切にしたいものです。

さて、外出が億劫になるこんな季節だからこそ、少し視点を変えて、身近な「探しもの」にまつわる占いのエピソードをお届けします。


失くした物     

探しものというのは、実に頭の痛い種です。しかし、これまでに何かを失くしたり、置き忘れたりしたことがない人などいるでしょうか。二千年も昔の古人は、占術を通じて失せ物を探す術を知っていました。当時の人々は日常的な占いの対象を九つのカテゴリーに分類しており、その中の一つが「失せ物(尋物)」でした。この手法は信頼性が高かったからこそ、現代まで語り継がれてきたのです。

そうでなければ、誰も見向きもしないでしょう。


今日、占いはより簡便になっています。失せ主が10以内の数字を三つ告げるだけで、卦を立て、物事の成否を断ずることができ、しかもその多くが的中します。

具体例を挙げてみましょう。


鑑定事例:

消えた鍵と身分証

占い


2025年4月26日午後3時過ぎ、女性Sさんから電話がありました。「車の鍵と身分証がどこにあるか分からない。丸一日探しても見つからず、頭がのぼせてしまって全く見当がつかない」というのです。ドイツに3ヶ月滞在して帰国したばかりの彼女は、それらをどこに置いたか完全に失念していました。彼女の住まいは大きな一軒家(別荘)だったため、探し歩くのも一苦労で、すっかり参っていました。


Sさんが「1、3、5」という数字を告げたので、即座に天地数から以下の卦を立てました。

占い

「象(かたち)」から物を特定する原理に基づくと、上卦の「乾(金)」を車の鍵、変卦の「離(火)」を身分証、そして下卦の「艮(土)」を失せ物がある場所と定めます。もちろん、主卦や変卦の「互卦」も読み解かなければなりません。

では、「艮(ごん)」の卦は何を表すのか? 私はここで「高さが半分ほどのキャビネット(半截櫃)」と断じました。もちろん、一つの卦象には複数の解釈が存在します。多岐にわたる解釈をいかにして「唯一の答え」に絞り込むか。そこが腕の見せ所であり、悟性(ひらめき)だけでなく、コツを掴むまでにはそれなりの時間を要します。


第一の発見

Sさんは「キャビネットの中身は全部出して、一つ一つ確認したけれど、なかった」と言います。私は少し間を置いてから、「鏡かガラスの扉がついた棚の中を、もう一度探してみてください」と伝えました。

20分ほどして、Sさんから興奮した様子で電話がありました。


車の鍵が見つかりました! 1階のリビングにあるガラス扉付きの飾り棚の上の段、工芸品の後ろに隠れていました。でも、身分証がまだ見つかりません。もう少し詳しく教えてもらえませんか?」

卦象のさらなる読み解き

卦象全体を俯瞰すると、それは単なる腰高のキャビネットではありませんでした。主卦は上が「乾」、下が「艮」。これは全体として「上部にガラスがある背の高い棚」を象徴しています。「乾」は鍵だけでなく、ガラスや鏡とも解釈できるからです。互卦を見ると、上互卦の「乾」が鍵、下互卦の「巽(そん)」が「木の葉一枚が目を遮る(一葉障目)」状態を表しています。だからこそ、鍵はそこにあったのに見つからなかったのです。


では、身分証はどうでしょうか?

変卦(結果)を見ると、上卦が「離」、下卦が「艮」、上互卦が「兌(だ)」、下互卦が「巽」です。これらを総合すると「5つの引き出しがあるキャビネット」が浮かび上がります。「兌」は上部が開いていること、「巽」は抜き差し(スライド)することを意味し、これこそが「引き出し」の象(かたち)に他なりません。


「離」は中が空洞であること、赤色、そして身分証を象徴します。しかし、Sさんは何度も念入りに探したはずです。なぜ見つからないのでしょうか?

意外な結末

夕食後、Sさんから連絡がありました。


「ついに身分証が見つかりました! やはり何度も探したあのキャビネットの、一番上の引き出しにありました。透明なビニール袋に入れてあったのですが、忘れないようにとわざと一緒に『靴下』を入れていたんです。その靴下がまさに『木の葉』となって目を遮り、何度も手に取っていたのに気づかなかったみたい。おまけに、後で気づいたのですが『艮』は足(足首から下)を象徴するので、靴下とも読めるのね。また一つ勉強になったわ!」


……いかがでしょう

占いの世界というのもなかなか興味深いと思いませんか?

益々楽しくなってきましたね♪


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